ファクトム(Factom)の特徴

Factom(ファクトム)とは

Fact(事実)が語源になっており、Factom自体はプラットフォームの名称で、それを利用するために必要なのがFactoidというトークンです
ファクトムの開発・運用はFactomプロジェクトチームが手掛けており、Factoidの発行母体も兼ねています。
Factom(ファクトム)は、略号がFCTの仮想通貨(暗号通貨)となります。

Factomは、改ざん不可能な電子記録を作成・維持・管理するためのプラットフォームで、特定の事実(例えば登記簿登記や印鑑証明など)を証明する目的で作成されています。
「分散型公証システム」とも呼ばれます。簡単に言うと、「世の中にある文書や記録などを保持し、改ざん不可能なデータ記録として保存する仕組み」です。

Factomを利用することで、記録に対する保護、監査、コンプライアンスへの対応などを簡略化し、文書の管理コストを大きく削減できます。

また、日本向けのアピールにも取り組んでおり、ファクトム・ジャパンが存在します。
ファクトム・ジャパンは、詐欺コインのように販売を行っているわけではなく、ファクトムの開発チームから発信される情報などを和訳し提供しています。

FCTの発行上限枚数はありません。

文書管理とブロックチェーンの融合

データや文書や契約書といったあらゆる電子データを記録・保存・保護・維持していく手間は膨大です。
そして、コンピュータ上の記録データというのは、改ざん・複製といった手を加えられる可能性があり、
それを完全に保護、維持、保存することは非常に手間もかかります。
そのため、ビジネス上の書類や記録などの管理には莫大なコストとセキュリティ対策が必要となります。
それでも、ハッカーの攻撃やウイルス感染などによるデータ漏洩をすべて防ぐことは出来ず、そういった被害は後を絶ちません。
Factomのシステムを使うことで、文書データを世界中のコンピューターに分散して保管し、安全且つ透明性の高い管理が可能とし、安全性と必要コストが大きく改善される可能性があります。
Factomでは、ビットコインのブロックチェーン上にデータを記録するという手法が使っています。Factomのプラットフォーム上のデータを1つにまとめ、まとめた1つのデータをビットコインブロックチェーン上に記録します。
Factomがブロックチェーンに記録するのは、書類やデータのハッシュのみなので、個人情報や機密データが漏洩することはありません。
この方法によって、様々な記録や証明を、大量に安価で機密も保持して記録できるということを可能にします。。
ブロックチェーンを基盤として使用しているので、ファクトムの記録を変更できる権限を持つ人はいません。
ビットコインのブロックチェーンに証明を記録することで、ビットコインのネットワークと同等のセキュリティ実現しています。

ファクトムのブロックチェーンは3つのチェーンを利用します。

ファクトム自体のチェーン、ビットコインのチェーン、イーサリアムのチェーンです。
ファクトムのブロックチェーンには、100件の文書とメタデータの指紋が格納されています。
その後、ファクトムのブロックチェーンデータベースのスナップショットが10分ごとに取得され、これがハッシュされ、EthereumとBitcoinに格納されます。

Factom Harmony(ファクトム・ハーモニー)という独自機能

Factom Harmony(ファクトム・ハーモニー)とは、ファクトムブロックチェーンを利用した、米国住宅ローン市場向けに設計された機能です。

米国の住宅ローン市場では、毎年書類を処理するために約500億ドル(5兆円)の費用がかかるといわれており、
米大手銀行のBank of America(バンク・オブ・アメリカ)やWells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)では、1件の住宅ローンが処理されるまでに平均で1000ページもの書類が生じ、
それを確認するだけでも相当な時間・手間がかかる上、資料の一部が紛失・改ざんされていても気づくのは困難です。その負担を減らすために開発されたのが、ファクトム・ハーモニーです。

監査、ファイルレビュー、文書の紛失、契約締結後の事務処理、訴訟といった、住宅ローンを扱ううえで発生する問題にかかるコストや労力を大幅に低減できます。
監査、書類審査、訴訟準備活動は、適切な書類とデータを使用してのみ実施されます。
基本的には、米国の住宅ローン市場向けに設計されたものですが、ほかの国の住宅ローン市場でも使える可能性があります。
法令遵守、品質管理、デューデリジェンス、コンプライアンスの証拠、第三者がファイルの監査、ローンの販売、証券化、不良債権処理、クレジットデータ、
担保およびコンプライアンスのレビューデータなど、住宅そのものとローンにまつわる全ての情報を半永久的に管理し、監査をスムーズにすることができるようになります。
ファクトム・ハーモニーによって処理された最終ファイルは、誰にでもアクセス可能で、永久に変更を加えることができない為、改ざんなどによる不正を防ぎ、トラブル対応に必要な時間を節約出来ます。
ファクトム・ハーモニーは、企業がコンプライアンスやあらゆるタイプの監査を複数のソースにわたって調整し、毎回完全なファイルを保証することを可能にします。

dLocという独自機能

dLocは、出生証明書、土地の権利、医療記録などの重要な文書を認証するためのデジタルのステッカーのようなものです。
すべての文書にdLocステッカーを貼り付けると、SMART COSMOSとよばれるプラットフォームで文書を追跡することが可能となります。
このステッカーには、特別なセキュリティチップを搭載したSMARTRAC Bullseye NFCが埋め込まれています。
これは、画像やバイオメトリクスなどのコンテクスト情報を保持することができます。さらに、公開データとして保管することも可能で、当事者だけがアクセス可能なプライベートデータとして保管することも可能です。
特定のユーザーの書類のデータは、NFC(Near Field Communication)タグの一意のIDと結びつけられており、特定のユーザーの秘密鍵でのみ認証されます。その後、SMART COSMOSプラットフォームで文書を管理できます。
dLocステッカーで文書を発行すると、デスクトップリーダーまたはNFC対応電話機のモバイルアプリを使用して確認でき、ドキュメントをスキャンして履歴を確認し、本物かどうかも確認できます。

仮想通貨「Factoid」

Factoidは、取引所での購入もでき、マイニングの報酬としても入手可能です。また、データの管理や記録をおこなうサーバーにも、報酬としてFactoidが与えられます。
Factom上でやり取りされる通貨は「Factoid」ですが、ファクトムの利用料金は、Entry Credit(エントリークレジット)で支払う必要があります。
Entry Creditは、Factoidと交換で手に入りますが、逆のEntry CreditからFactoidへの交換はできません。ほかの仮想通貨との交換も不可能です。
つまり、Entry CreditはFactomのサービスを利用するためだけに存在します。

仕組みとしては、Factoid chainというチェーン上にFactoidを送り、「必要なFactoidの量」と「エントリークレジットを受け取る人の公開鍵」を指定します。
すると、Factoidがエントリークレジットに交換されます。また、Factoidを保有する管理サーバーにクレジットカード払いをするなどで、Factoidの代替として、
エントリークレジットを購入することも可能です。

○FactoidをEntry Creditsに交換する理由

Factoidをそのままファクトムの利用料とせずに、Entry Creditに変換させるのには2つの理由があります。

①Entry CreditをFactom内でしか使えないようにすることで、悪意のあるハッカーなどが盗み出すモチベーションを減らす
ハッカーは価値のないものに時間を使うことになるので、悪意を働く動機が薄くなります。

②利用料の変動を抑える
暗号通貨の世界は相場が乱高下するので、サービスの利用料金もそうなってしまうことを防ぎます。
サービスとしてFactomを利用したいのに、時期によって、利用料金が違ってしまうのは困ります。
ユーザーは任意のタイミングでEntry Creditへ変換を行うことにより、利用料金の乱高下のリスクを軽減できます。

ファクトムが使う「ビットコインのブロックチェーン」

Factomは、ファクトムプラットフォームが支えるサーバー(以下、ファクトムサーバー)によって管理される分散型データベースである、
「エントリーブロック」、「ディレクトリブロック」、「ビットコインブロックチェーン」(記録を行う)によって構成されています。

ユーザーが利用料金の支払い(データをファクトムサーバーへ) → ファクトムサーバーが確認 → 暗号化された状態でエントリーブロックに格納
→ 「ディレクトリブロック」の中で設定されたカテゴリーごとに分類され、まとめられる → 10分ごとにビットコインのブロックチェーンに記録される
→ マイナーに手数料が発生

ビットコインのブロックチェーンの取引の承認には10分ほどかかるので、
Factomは、この問題を回避するため、Factom全体で1つのトランザクション(取引)に情報をまとめ、手数料やブロックチェーンのデータ量を削減しています。

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