[2018西日本豪雨]被災地へのボランティアをするには_呉編

ご訪問ありがとうございます。

この記事は、ボランティアに参加してみたいけど、どうやってやったらいいの?何から手をつけていいかわからないし、やったことないから不安で足踏みしてます。気持ちだけはあるんだけどなぁ~。なんかいろいろ調べるのもめんどくさいし、よくわかんないからやめておこうかなぁ~。とか思っている方に、私の体験をご紹介することで、少しでも行動へのエネルギーに変えていただければ幸いと思い書かせていただきました。

はじめに

管理人である、私すらりんも、今までボランティア活動に参加したことはありませんでした。私事ですが、転職するということもあり、現職の有給消化の期間と[西日本豪雨]のタイミングが重なったため。今回ボランティアに参加することを決意しました。期間は8/6(月)~8/9(木)の4日間です。私は奈良県に住んでおりますので、遠方への支援となりました。現地に行くにあたり、準備したことや感じたことなど、現地の状況をお伝えできればと思います。

準備したこと

○ボランティア保険への加入

ボランティアに参加する前にいろいろ調べていると、ボランティア保険には地元の社会福祉協議会で入っておくべき。というのを見たので、地元の社会福祉協議会に行き、350円でボランティア保険に加入しました。ただ、現地に行くと、ボランティアの受付で簡単な情報を記入することにより、それだけでボランティア保険に加入することになるとのことでしたので、事前に地元の社会福祉協議会に行く事が難しい場合はムリしていく必要もないと思います。

○現地の状況を知る

まず、現地が今現在どういった状況になっているのかを知らないと話が始まりません。私の場合は災害発生から1ヶ月弱ほど時間が経っていましたので、インターネット上にも情報がある程度ありました。災害発生直後ではまた動き方が変わるかもしれませんが、かなり早い段階で情報のまとめ等をしてくださる方がいるようです。

ちなみに、呉の災害に関しては下記のサイトにだいたいの情報はあります。

くれ災害ボランティアセンターについて

また西日本豪雨のボランティア募集状況は下記のサイトで確認できます。

災害によっていろんなパターンがあるかもしれませんが、こういったまとめサイトを早々に作ってくださる方がいらっしゃることだと思いますので、災害発生直後でなければ、こういったネットの情報を頼りに現地の情報を調べることは必須です。

○現地に乗り込む心得を知っておく

こういったサイトなどをいろいろ見て回って、事前に知識をつけておきました。

○交通手段の確認

災害があると、現地への交通網も乱れることがあります。ですので、まず現地にどうやって乗り込むのか?これを確認しました。今回は奈良→呉ですので、まず奈良→広島、広島→呉、という流れです。奈良→広島は新幹線が普通に使えました。広島→呉へは電車で30分程度という交通情報もありましたが、今回の災害により、線路が土砂でうまってしまったりした箇所が複数あり、道が絶たれていました。そこでバスで40分ほどという情報を見つけました。ただし、これもそのルートでのバスは普段はあるが、今はどうなっているか?というのがわかりませんでした。広島バスセンターに電話をすると、毎日、時間はまちまちだが、運行はしているとのことでしたので、バスで向かう予定にしました。

○宿の確保

今回は初めてのボランティアということもあり、自分自身が落ち着ける場所を確保しておきたいという思いがあったので、しっかりと宿を確保することにしました。呉市内に泊まるということを全く考えていなかったので、広島バスセンターに近い宿を確保しました。

最近出た情報によると、2箇所以上、2拠点以上にボランティアの為に宿泊する場合は6000円程度の割引があるとかなんとかという情報もあるようです。出費を抑えたい方はこういった補助もしっかり調べてから行くといいかと思います。

○装備品を確保

作業着(長袖、長ズボン)長靴、ヘルメット、安全靴、防止、ゴム手袋、軍手、踏み抜き防止のインソール、ゴーグル、防塵マスク、日焼け止め、虫除けスプレー、ウェットティッシュ、ティッシュ、メモとペン

現地乗り込み用の道具として上記のようなものをピックアップ。できるだけ準備して持参しました。

現地の実態

現地までの所要時間

前項までで、交通手段や準備物等について記述しましたが、実態はというと、広島バスセンター~呉市役所(バス停は体育館前)は現地で所要時間を聞いたところ2時間は見ておいたほうがいいといわれました。呉市役所でのボランティアの受付が9時~なので、6時15分のバスに乗って移動しましたが、実際には1時間ほどで到着しました。ですので、2日目からは7時15分でも十分に間に合いました。実際に現地に足を運ばないとわからないことも多いかと思います。車で参加される方は駐車場は結構空きがあるように見えましたので、土日やお盆などを除けは十分に停められるかと思います。ただし、渋滞は日常的に発生してますし、地図上の道はどこでも通れるわけではなく、交通規制がかかっているところもたくさんあるので、実際に足を運んで確かめることが重要かと思います。

準備物の役立ち度

ボランティアへの参加の基本として、自分のことは自分で(自己完結)している。というのが鉄則です。実際に参加している方たちもほとんどの人が完全に装備を整えており、準備不足で乗り込む人はほぼ見当たりませんでした。でも、そこまで完璧でないとボランティアに参加すべきではないとは私は思いません。呉市役所にはすでにかなりの装備品の予備が準備されており、それらを活用するのもアリだと思います。具体的には、長靴、インソール、冷却パック、軍手、虫除けスプレー、ウェットティッシュ、帽子、飲み物、塩アメ、タオル、その他もろもろ、十分すぎるほどの装備品が準備されていました。基本的には自分の装備を使いながら、足りないものは補填させてもらってもいいかもしれません。

人手の数

私は人手が不足していると言われている、平日に参加させてもらいました。ざっと見ると1日50人程度の参加者がいたと思います。(呉市役所からの参加者は)土日はその10倍ほどの人数が集まると聞きました。実際の現地では体感としてはまだまだ全然人手が足りません。それはもう全く足りません。ですので、このブログをお読みの方が少しでも参加してくだされば。と願っております。

現地での作業

今回の災害は土砂災害がメインです。ニュースなどで見た方はわかるかと思いますが、町が土砂で埋まってしまっています。ですので、作業は主に土砂を土嚢につめる。土嚢を運ぶ。土砂でどろどろになってしまった民家の家具を掘り出して分別する。生活スペースの土砂を外へ出す。など。ほぼほぼ土砂にまつわる作業です。連日、猛暑日が続き、気温も35℃程度までは上がったりしていますので、小まめな休憩をとることをしっかりと指導されます。実際の作業は10人弱程度のグループに分けられ、そのうち1人がリーダーとなり、タイムキーパー的な役割を果たしたり、チームの健康状態を気遣ったりなどしながらとなります。土砂を土嚢につめたり、土嚢を運んだりなどの作業は10分ほど続けると作業着全身がびしょびしょになるくらい体力を消耗します。作業できる時間も現地に着いてから13時半~14時くらいと、お昼をはさむと3時間程度しかありませんが、健康状態を考えると、これくらいが限界なのだと思います。現地の状況は常に変化しますし、うまく作業の割り振りなどができておらず、手持ちぶさたになってしまったり、想定外のこともたくさん起きたりしますが、焦らずに自分に出来ることを少しでもやることを心がければいいかと思いました。折角ボランティアに参加しているのだから何かしないと!と考えすぎて、すごく非効率なことをしても本末転倒だったりします。参加されている方は多くの人が自主的に動かれますが、ほとんどの方が心優しき方々なので、うまくコミュニケーションをとりながら作業すればいいと思います。

参加している人達

ボランティアに参加している方もさまざまです。会社員で夏休みを利用して、長期的に活動をされている方。1泊や2泊など短期的に遠方からこられる方、地元の方、広島県内の方、仕事が休みの日だけ、週1回のペースで来られる方、老若男女、年齢幅も幅広く、中学生の女の子から、70歳を超えるようなおじいちゃんまで。さまざまです。東京や長野などかなり遠方から参加されている方もいらっしゃいました。いろんな災害のボランティアに参加されている方もいれば、今回が初めてです。という方もたくさん。自分にも何か出来ることがあるかも。と思う方なら参加してみてははどうでしょうか。看護師や大工、重機の操作が出来るなど、特別な技術を持った方は不足しているようでしたので、非常に現地の助けとなると思います。

気付きや反省点

今回、初めてのボランティアを経験して次回行くならこうしよう。ってことを書いてみます。これからボランティアに参加される方に少しでも参考になればと思います。

出来るだけ現地に近いところに宿を確保する。

宿を確保したことはとても良かったと思っています。毎日の作業で疲労がたまるので、それをリフレッシュする為にも重要だと思いました。今回はバスで1時間ほど移動しないといけない場所に宿を取ったので、すこし通うのに時間を消費しました。現地(呉市)でもホテルはキャンセルが結構出ているようで、キャンセル待ちをうまくまわしながら長期的に宿を確保している方もいらっしゃったので、そのあたりもう少ししっかりと調べていけばよかったと思いました。車で行って、車を拠点として動かれているようなツワモノもいらっしゃいましたが、初心者の私にはちょっとハードルが高いと思いました。ただ車があるとフットワークも軽くなるので、状況に応じて宿を変えたり、支援する場所を変更したり出来る点はメリットかなと思いますので、次回以降は考えてみようかと思います。

現地に持っていく装備品について

実際の災害現場に着くまでは歩く距離も結構あったりするので、無駄なものは持っていくべきではないです。飲み物に関してはコンビニで売っている冷凍の500mlのペットボトルのスポーツドリンクを4本持っていきました。準備としては最低2Lと書いてるサイトも多いので、予備でもう1Lくらい持っていったりしていましたが、拠点となるサテライトでは飲み物を支給してくれたりもするので、無理してたくさんの荷物を持っていかなくてもいいと思いました。またお昼休憩で昼食をとりますが、猛暑の中での作業で食欲もなくなるので、ウィダーインゼリーなどを2日目は持って行きました。ガッツリ弁当を食べる気にもなれなかったので、これは結構役に立ちました。私以外にも同じような方は多くおられたので、同様の気持ちになる人も多いのではないかと思います。

しっかりと自分の身を守る

現地でもアナウンスされることがあるのですが、防塵マスクや、帽子などの防具は絶対に準備したほうがいいです。そして、しばらく作業すると、マスクも汗でびちゃびちゃになってしまったりするので、複数持って行くとかがいいと思いました。顔から汗が噴出し、作業や呼吸がしにくいが為に、途中でマスクをとって作業してしまったせいか、後日のどが痛くなり、風邪のような症状が出ました。もしかしたら粉塵にやられてしまったのかなぁと思います。ですので、できるだけマスクの着用を徹底すべきだと思いました。

最後に

今回この記事は、私のようにボランティアに参加してみたいけど、実際に何から始めたらいいのかわからない。気持ちはあるけど、完璧じゃないといけないなら、なんだか不安だ。いろいろ調べるのが苦手で、結局行動できずにいる。みたいな方に体験記から見える実態を少しでもシェアできたらなぁという思いで書かせていただきました。初めて参加したボランティアでしたが、それに費やす時間やお金の価値をはるかに上回る気付きや学び、人々との触れ合いを得ることが出来ました。情報不足で参加を見送るのは非常にもったいないと思います。この記事が皆さまのお役に立てたかどうかはわかりませんが、一人でも何かご参考になった点があったら幸いに思います。

4 件のコメント

    • 時間があったんで(^^;
      何事もやってみないとわからないことがたくさんありますよね☺ありがとうございます✨

  • ボランティア参加本当にお疲れさまでした。敬服します。
    炎天下の作業は予想以上に捗らないですよね、、

    • 炎天下なめてました。もっと自分には体力あると思ってたんですけど、ほんと短時間でくたくたでした(^^;
      体力つけて、また参加してみたいですね✨

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